最近話題のフォーシーズン塗料とは|特徴や注意点について徹底解説

最近話題のフォーシーズン塗料は、セラミック塗料の中で最高峰の品質と言われています。実際はどんなものなのか、他の塗料との違いがなんなのか、分からないという人も多いでしょう。

この記事では、フォーシーズン塗料の特徴、メリット・デメリット、費用の相場から、相性の良い壁までを徹底解説します。

フォーシーズン塗料とは、セラミック塗料の一種

フォーシーズン塗料は、セラミック塗料の一種類です。フォーシーズン塗料について詳しく見ていく前に、セラミック塗料とはどのようなものなのか解説します。

セラミック塗料の5つのポイント

セラミック塗料について理解を深めるためには、5つのポイントを理解しましょう。

セラミック100%はありえない

セラミック塗料とは、塗料のベースとなる樹脂の中にセラミックが配合されているものです。セラミックとはもともとの意味は陶磁器ですが、現在では無機物を加熱処理して焼き固めた物全般のことをセラミックと呼びます。

陶器のような無機物を細かく砂状にしたものを、何らかの塗料に配合していればセラミック塗料と呼べるのです。

セラミック塗料と言っても、100%セラミックでできているわけではありません。セラミックだけでは外壁などに塗り固めることができず、ベースとなる樹脂の塗料が必要となるからです。

そのため、樹脂塗料の中にセラミックが少しでも配合されていれば、セラミック塗料と呼ばれます。セラミック塗料を選ぶ場合には、配合率をチェックすることが大切です。

耐久年数に影響はない

セラミック塗料は耐用年数が長いと宣伝されていますが、セラミック塗料だからといって耐用年数が長くなるということではありません。塗料の耐用年数は、ベースに使われている樹脂の種類に影響されます。

セラミック自体は半永久的な耐久性を持っている素材です。しかし、セラミックを混ぜたからといって、塗料のベースの樹脂の耐用年数が上がるわけではないのです。

耐用年数が15年から20年あるフッ素樹脂塗料をベースとして利用しているセラミック塗料なら、それだけの耐用年数を期待できます。

しかし、耐用年数が10年から15年程度のシリコン塗料がベースであるなら、そのセラミック塗料の耐用年数も15年以下と考えていいでしょう。セラミック塗料は耐用年数が長いということですすめられた場合には、ベースの塗料の種類もよく確認しましょう。

おしゃれなデザインになる

セラミック塗料は、細かい砂状のセラミックを混ぜた塗料です。そのために、仕上がりは表面がザラザラとした石材のようになります。

セラミック塗料を使った外壁は、石造りの外壁のような高級感のある外壁になります。おしゃれな外壁に仕上げたい方におすすめです。

断熱効果が期待できる

セラミックの粒子には空洞があります。その空洞は、熱を通さない効果があるので、セラミック塗料で外壁塗装をした家には断熱効果が期待できます。

冬の寒い時期でも、家の中で温めた空気を外に逃しにくくなるので、空調費の節約効果も期待できます。

低汚染機能がある

セラミック塗料で塗った外壁は、汚れにくいという特徴もあります。セラミックは親水性が高く、外壁が汚れてしまっても、雨が降ると雨水が汚れの下に入り込みます。汚れを浮かして流す効果が高く、外壁を洗浄する手間が省けます

メリット

セラミック塗料には、紫外線を反射させる効果があります。外壁塗装を劣化させる要因の一つが、太陽光に含まれる紫外線です。セラミックは無機質な砂利のようなものなので、樹脂だけの塗料と比較すると、紫外線を吸収しにくく分散させて反射しやすい特徴があります。

そのため、樹脂だけの塗料と比較すると、紫外線による影響を受けにくく、耐候性が高い塗料だと言われています。

また、樹脂だけの塗料と比較すると、セラミックのザラザラ感が独特の質感を作り出すので、デザイン性が高いおしゃれな外壁になります。

デメリット

セラミック塗料のデメリットとしては、塗装会社の腕前によっては塗りむらが出やすい点です。また、費用も高くなります。

経験が少ない会社や職人に任せると、塗りむらが出てしまうことがあるので注意が必要です。費用も、樹脂系塗料を使うときだけよりも高額になります。1平方メートル当たりの単価で、場合によっては1.5倍から2倍の違いが出る場合があります。

また、セラミックの形状や大きさによっては、雨水による洗浄効果よりも汚れが付くスピードの方が高く、汚れが目立ちやすい場合があることは頭に入れておきましょう。

注意点

セラミック塗料というと、いかにも高級そうなイメージがあります。そのために、悪徳業者にすすめられる場合も少なくありません。一般的なセラミック塗料での外壁塗装の相場よりも、高額な金額を請求されてしまうこともあります。

見積もり金額が妥当かどうかわからない場合には、一括見積もりサービスを利用してみると、一般的な相場がよくわかります。不安な方はぜひ、一括見積もりサービスでセラミック塗料での外壁塗装の相場を調べてみましょう。

フォーシーズン塗料の特徴

フォーシーズン塗料が含まれるセラミック塗料とは、どのようなものなのかご理解いただけたことでしょう。ここからは、セラミック塗料の一種類であるフォーシーズン塗料の特徴について詳しく見ていきましょう。

新生ホームサービスのオリジナル塗料

フォーシーズン塗料とは、新生ホームサービスが開発した塗料です。新生ホームサービスとは、総合リフォーム会社で塗料会社ではありません。

外壁塗装用の塗料にオリジナルのラインナップを揃えていて、建物や依頼者の希望に沿った外壁リフォームを選択できるということで、外壁塗装で特に人気が高いリフォーム会社です。

フォーシーズンのメリット3点

フォーシーズン塗料には特に次の3つのメリットがあります。

耐候性の高さ

フォーシーズン塗料は、特に耐候性に優れています。フォーシーズン塗料の耐候性は、テストでも実証されています。耐候性のテストはJIS A6909(促進耐候性試験)で行います。

JIS A6909では、太陽光を2500時間当てて元の色が80%以上残っているかを確認する、JIS規格のテストです。

このテストで、フォーシーズン塗料は7500時間でも特に異常が見られず、JIS規格をはるかに超える耐候性を持っている塗料なのです。

珪藻土が配合されている

フォーシーズン塗料の最大の特徴は、珪藻土を配合している点です。珪藻土はお風呂の足ふきマットや、キッチン用品の素材として注目されているように、高い吸湿性のある素材です。

木炭の5000倍から6000倍の細かい穴がある土で、吸湿性だけではなく、脱臭効果やホルムアルデヒドを吸着する効果もあります。また、遮音性も期待できます。

珪藻土を配合していることで、結露やカビを防ぐ効果があります。室内に利用した場合には、消臭効果や調湿効果、ダニの防止効果、シックハウス防止効果なども期待できます

高級感のあるデザイン

フォーシーズン塗料には、天然石が配合されています。そのために、仕上がりはまるで天然石を削り出したかのような、美しい高級感のある仕上がりになります。家の外壁のデザインにこだわりたい方に特におすすめです。

フォーシーズンのデメリット3点

フォーシーズン塗料には、このようなメリットがある一方で、デメリットもいろいろとあります。フォーシーズン塗料のデメリットについても詳しく見ていきましょう。

値段が高い

フォーシーズン塗料の一番のデメリットは、価格が高い点です。現在、外壁塗装の主流の塗料はシリコン塗料です。シリコン塗料の1平方メートル当たりの単価は2,500円から3,500円程度です。

耐用年数が長くシリコン塗料よりも高額なフッ素塗料でも単価は3,500円から4,500円です。

一方で、フォーシーズン塗料の単価は8,000円から11,000円です。シリコン塗料の3倍以上、フッ素塗料の2倍以上もします。できるだけ安く外壁塗装を行いたいという方には、フォーシーズン塗料は向いていません。

ひび割れしやすい

フォーシーズン塗料には、ひび割れが発生しやすいというデメリットもあります。セラミック塗料は、樹脂塗料よりも塗膜が硬くなります。そのために、地震や強風による揺れや振動に弱く、クラックが発生しやすいという弱点があ流のです。

クラックが発生した場合には、塗膜にひびが入っただけなのか、外壁そのものにひびが入ってしまったのかを確認します。塗膜にひびが入っただけであれば、上から重ね塗りをして対処します。

外壁そのものにクラックが入ってしまった場合には、壁の内部に水が浸入する可能性があるので、早急にシーリング材の注入などの対処を行います。自分で修繕するのが難しい場合には、早急に業者に依頼して修繕しましょう。

業者によって仕上がりに差が出やすい

フォーシーズン塗料は、ローラーや刷毛で塗る塗装方法では塗れません。専用の機械を使って、圧縮した空気の力で吹き付けていく、吹き付け工法でしか塗装できません。

吹き付け工法の場合には、ローラーや刷毛で塗っていく場合と比べると、業者の腕前の差が大きく出ます。経験が少ない会社や職人に当たってしまうと、未熟な腕前がそのまま仕上がりに反映されてしまいます。

現在は、ほとんどすべての外壁塗装業者がホームページを開設していて、塗装やリフォームの実績を写真付きで公開しています。

フォーシーズン塗料を使った外壁塗装をしたい場合には、必ず依頼する予定の業者のホームページで、フォーシーズン塗料での外壁塗装の実績があるかどうかを確認しましょう。

フォーシーズンと相性の良い壁・相性の良くない壁

フォーシーズン塗料は少し特殊な塗料なので、外壁の種類によって相性の良い外壁と悪い外壁があります。フォーシーズン塗料との相性について見ておきましょう。

相性の良い壁

フォーシーズン塗料と相性の良い壁とは、既存の外壁や塗料が硬めの外壁です。具体的には、ひび割れがほとんどないモルタル外壁で下地がしっかりしているものや、以前の外壁で使った塗料が樹脂系塗料でもアクリルやフッ素などの硬い塗料で塗っている外壁です。

相性の良くない壁

逆に相性が良くない外壁は、ザラザラしたサイディングボードの外壁と、以前に使った塗料が軟らかいウレタンやシリコンを使っている外壁です。

これらの外壁は、軟らかい塗膜の上から硬いフォーシーズン塗料を塗ってしまうと、地震などで強い力が掛かった時に、ひび割れしやすくなってしまいます。相性の悪い壁の場合には、フォーシーズン塗料の利用は避けましょう。

フォーシーズン外壁がおすすめな人・おすすめではない人

フォーシーズン塗料は、外壁の種類の他に、おすすめできる人とできない人がいます。どのような人におすすめできて、どのような人におすすめできないのかもお伝えします。

おすすめな人

フォーシーズン塗料がおすすめな人とは、お金をかけても高級感のある外壁にしたい人と、長い目で見て外壁を大切に守りたいと考えている人です。

フォーシーズン塗料で外壁塗装をすると、まるで天然石で積み上げた家のような外観になります。お金をかけてでも、よその家にはないような独特なデザインの家にしたいと考えるのであれば、フォーシーズン塗料はとてもおすすめです。

また、フォーシーズン塗料は紫外線から家を守る効果がとても高いのも特徴です。塗料の塗膜の下の外壁も、長い年月で劣化していきますが、外壁が劣化する要因にも紫外線があります。

フォーシーズン塗料を使うことで、外壁材を紫外線の影響から守りたいと考えている方にもおすすめです。

おすすめではない人

フォーシーズン塗料がおすすめでない場合とは、できるだけ安く外壁塗装を仕上げたいと考えている場合と、湿気の多い場所の建物の外壁塗装をする場合です。

フォーシーズン塗料は、珪藻土や天然石を配合しているので、どうしても価格が高くなってしまいます。シリコン塗料を使った場合の3倍、フッ素塗料と比べても2倍の価格差があります。経済的な面が不安な場合には、フォーシーズン塗料を利用した外壁塗装はおすすめできません。

また、フォーシーズン塗料は苔が生えやすいと言われています。珪藻土を配合していることで、防藻機能に優れてはいます。しかし、表面の凸凹が大きいので、湿気の多い地域では壁にどうしても湿気やカビが付きやすくなります。

湿気が多い山沿いや、川や海の近く、雨の多い地域のお住まいの方には、フォーシーズン塗料はおすすめできません。

まとめ

フォーシーズンは美しくて高級感のある仕上がりになるとして話題の塗装です。しかし、値段が高く塗るのにスキルが必要な塗装ですので、ご自宅の壁の状態に合わせて選ぶことが必要です。さらに詳しく外壁塗装について知りたい!とお考えの方はぜひexcite外壁塗装へご相談ください。